1月21日読売新聞トップ記事

【ローザンヌ(スイス)=風間徹也、笹沢教一】
国際オリンピック委員会(IOC)は20日、スイス・ローザンヌのIOC本部で、韓国、北朝鮮のオリンピック委員会、平昌ピョンチャン冬季五輪の大会組織委員会との4者会議を開き、2月9日に開幕する同五輪への北朝鮮の参加を正式に決めた。

IOCは3競技10種目に計22人の北朝鮮選手が出場し、五輪で初となる南北合同チームがアイスホッケー女子で結成されるほか、開会式では朝鮮半島旗を掲げ、南北合同入場行進を「コリア」の名前で行うと発表した。

会議では、南北の実務者レベルで選手派遣に合意していた競技などについて詳細を決定した。アイスホッケー女子には、韓国チーム23人に北朝鮮から12人の選手が加入するが、選手登録の規定通り、各試合ともベンチ入りは22人とし、北朝鮮選手を少なくとも3人含めるとした。合同チームは国歌に代えて朝鮮半島の民謡「アリラン」を使用する。

驚きのニュースが出てきましたね。
韓国の現大統領は、「北主導での統一を目的としている(藤井厳喜さん)」という意見もあったくらいなので、こんなことも当然なんでしょうかね。しかし、この判断は異常も異常ですよ。IOCも馬鹿組織ということを完全に露呈しましたね。
日本の報道によっては、「韓国は北朝鮮問題を平和的解決を目指して…」「安倍総理をオリンピックへ」などと寝言言っているようですが、事実をもう少ししっかり把握すべきです。



課題を整理してみましょう

複数の問題を、ごちゃごちゃにして、論点が解らなくなるので、きちんと整理しましょう。
1.北朝鮮核・ミサイル開発問題がある。
2.韓国と北朝鮮の間柄は、休戦協定中である(一応)
3.これらの問題から、G7およびロシア・中国など主要国トップはオリンピックに参加しない方向である。(未定のトップもいる)

以上が、国際的な政治的問題と、主要な各国の対応です。距離的にも北朝鮮に近く、平昌が危険な土地であるという判断もあるでしょう。
これらの問題は建前上「政治とスポーツは別物である」という形から、棚上げしてオリンピックを開催する、というのが今回の平昌オリンピックの立ち位置です。
この「政治とスポーツは別物」という建前に立ったうえで、今回の報道の詳細です。

4.アイスホッケーのチームは合同として編成。12人増加登録して35人登録する。試合には規定通りの人数しか出場させない。
5.開会式に国旗は使わず、朝鮮半島旗を使用する。またKoreaとして同時に入場する。
6.合同チームでは国歌ではなく、朝鮮半島民謡「アリラン」を使用する。

これって、スポーツに政治を持ち込んだ事例そのものではないでしょうか?

オリンピックを政治的アピールの場にしてはならない。というルールがあったと思うのですが、IOCも認めてしまうのですからどうしようもないですね。
IOCにもかなりのお金が流れているとしか、思えません…。



問題点その1 これは政治的アピールである 北朝鮮の問題は解決していない

 


北朝鮮と韓国が、一つであるという平和的な主張であるという見方もあるでしょう。それであれば、韓国は仲間として、北朝鮮に対して核兵器の廃絶をさせるべきであるし、韓国も努力して日本人拉致被害者を返還させるべきです。
北朝鮮の迷惑行為問題を解決してから、出場の段取りを踏むのであれば、このような状況も多少は容認されるかもしれません。しかし、何も解決していない現状では単なる「政治的パフォーマンス」にすぎません。

北朝鮮が、正式な手段で出場するのではなく、このような裏技で出場するのであれば、当然安倍首相は出席してはなりません。この事態を肯定することになります。

問題点その2 スポーツの公平性はどこへ

アイスホッケーチームは、この合同チームのみ35人登録、他の国は23人登録。試合ではどちらもルール通り22人だけ出場させる。だから問題ない。

馬鹿ですかね。言っている意味がわからない。
繰り返しますが、馬鹿ですね

このことに、どれだけの人間が納得しますかね。スポーツを冒涜するな、と言いたいですよ。さすがに韓国国内でも反対はあるようですが、もう決定しました。IOCも認めてしまいました。
IOCも本当に馬鹿です。これはもうスポーツではありません。
かつて、国際大会でこんなことがあったでしょうか。ルールを曲げてまですることでしょうか。

アイスホッケーは知りませんが、サッカーでは登録は基本23人です。
23人の理由は、先発選手11人、怪我など交代要員として各ポジション11人。キーパーのみプレーが特殊なのでプラスもう1人、で計23人。登録人数の数字には理由があるのです。
まず23人に入るために選手は必死になり、選出されればスタメンを得るために必死になる。監督・コーチはこの選出に頭を悩ませる。
これが、公平性の大前提です。
それを、この開催まで一か月を切った直前に、求める国も国だが、認めるIOCもIOC。

ひどすぎる。本当にひどすぎる。
2002日韓ワールドカップの悪夢が再び…

他の旗なども、これが昨年末くらいに両国が歴史的統一を果たすも、様々なことが決まっていない、というなら理解できます。しかし、そうではないですからね。繰り返しますが、問題はすべて棚上げしていますからね。

結論として言いたいことは、以下の3点。
1.平昌オリンピック 滅茶苦茶
2.政治的アピールガンガンやっている。
3.もうスポーツではなく、政治そのものになった。

日本人選手団の無事をお帰りを祈念しております。無事に帰ってくるまでが遠足です。
特にアイスホッケー代表よ、ケガするなよ!審判も敵になっている前提で闘い、無事帰ることを一番の目標にしてください。
2002日韓ワールドカップの悪行を日本人は忘れてはならない。