メッシとクリスティアーノ・ロナウドと刺青(タトゥー) そして韓国の呪い

2021年2月19日

アルゼンチンが負けた

前回ワールドカップ準優勝国であるアルゼンチンが大苦戦をしています。
メッシと言う世界有数のプレーヤーを擁し、他の選手らもとても能力が高く優勝候補であったアルゼンチンが、クロアチアに3-0の敗戦。そりゃクロアチアも強い。レアルマドリードの中核選手であるモドリッチなどタレントも豊富でしょう。しかし、現時点で世界一を標ぼうできるのは、クリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシの二人しかいないことに反論は少ないでしょう。
それほどの選手であるメッシ率いるアルゼンチンは負けた。そしてグループリーグ敗退の危機に陥っているのです。

一方クリスティアーノ・ロナウド率いるポルトガルは、2016年のヨーロッパ選手権を制した強豪ではありますが、全体の選手の質としてはアルゼンチンほど高いものではありません。
しかし、グループリーグ1勝1分け。クリスティアーノ・ロナウドは2試合4点の活躍。

なぜ両巨頭はこのように明暗を分けたことになっているのでしょうか。
勝手な妄想を書いていきたいと思います。



韓国の呪い

ポルトガルのサッカーの近代史を語るうえで、忘れてならないのは、2002日韓ワールドカップです。
この時のポルトガル代表は、当時世界有数のプレーヤーであったルイス・フィーゴが率いていました。ACミランの司令塔であったルイコスタも同じチームであり、ポルトガルとしてはワールドカップ優勝を現実的な目標とすることができていた大会だと思います。
しかし、2枚のレッドカードで9人となったポルトガルは韓国に敗れることになるのです。このワールドカップでの韓国の悪行については、ここでの主題ではありません。

2002年ワールドカップで韓国の悪行を受けた国としては、おおむね以下の3か国になります。面白いのは、その後の各国の成績。を赤字で追記します。
スペイン  → 2010年ワールドカップ初優勝 2008,2012ヨーロッパ選手権優勝
イタリア  → 2006年ワールドカップ優勝
ポルトガル → 2016年ヨーロッパ選手権初優勝

一時の栄光のために韓国が放った呪いは、その後にそれを受けた国を栄光に導いています。(その分、韓国には強烈な呪い返しが…)
たぶんですが、サッカーの神様はいる。のだと思います。
神様が「2002ワールドカップはすまなかった。その分勝たせてやるよ。」と言っているように思えるのです。
神様でなくても「情けは人の為ならず」という言葉通りのことが起きているのではないでしょうか。運。という言葉で表現してもよいかと思います。

ポルトガル代表は、素晴らしい選手を輩出しますが、2016年のヨーロッパ選手権が初めてのメジャータイトルとなった国です。歴史ある強豪国というわけではありません。
それでも、クリスティアーノ・ロナウドを中心にヨーロッパ選手権優勝を勝ち抜いたのは、チームの団結力と努力などとともに、ちょっとの神様のほほえみがあるのだと考えています。



献血のために刺青を入れないクリスティアーノ・ロナウド

嘘か本当か、クリスティアーノ・ロナウドは献血をするために刺青をしないと。
すくなくとも、献血を積極的に推進していることは間違いないようです。

本当にすごいことです。

サッカーだけでなく、普通の人以上にすごい。何もかも素晴らしい。人間として完全に負けちゃいます。

メッシの入れ墨(タトゥー)

一方のメッシの入れ墨。

かつては、全く刺青を入れていなかった選手の代表格でしたが、いつのころか…。左足なんざ靴下履いてるような色合いに…。なんでこんなになってしまったのか…。
ちなみの若いころのメッシ。さわやかだしカッコイイです。

繰り返しますが、なぜこんな風になってしまったのか…。このころの笑顔をもう一度見たいものです。

そしてなんで、プレーも精彩を欠いているのか…。



刺青(タトゥー)の影響は

そこで考えてしまうのが、刺青の影響です。ここでいいたいのは肉体的な影響と言うよりも精神的な影響です。

かつて刺青は、洋の東西を問わず、咎人の目印という意味合いがあったとも思います。(もちろん違うご意見もあるでしょう)
それが、いつの間にかファッションの一部となり、多くの選手が刺青を入れているようです。

これの影響ってないのでしょうか。
本人もしくは周りの選手や、スタッフ・ファンからの無形の想いとしての負の影響はないのでしょうか。
これらがトータル的に運として自分に跳ね返ってきてはいないでしょうか。

クリスティアーノ・ロナウドもメッシもチーム内では同じような位置づけです。若干メッシのほうが、ゲームメイクも任されているようで負担が大きいかもしれません。しかし、ゴールを期待され守備的な動きは免除されていることは両者に共通しています。
それがワールドカップ2試合で、これだけの差がついてしまうのは、なぜか。

「情けは人の為ならず」もしくは「神に愛される」

この言葉が、この両者を分けているように私は感じます。
靴下のような刺青を入れたメッシ。精彩を欠きグループリーグ敗退の危機のアルゼンチン。
それに対し、献血を行い刺青を拒否するクリスティアーノ・ロナウド。次戦引き分け以上でグループリーグ突破も目前のポルトガル。ロナウドは意識しているか無意識は不明ですが、善行の結果を力に変えているのではないか。皆のちょっとした思いが、運となって帰ってきているのではないか。韓国の呪いも力に変えてポルトガルを更なる高みに導いているのではないか。
そんな風に考えてしまいます。

クリスティアーノ・ロナウドが、戦力的に劣るポルトガルを今回のワールドカップ優勝に導いたら。驚くと同時に、前述した私の考えが正しいのではないか、と思いこむでしょう。
がんばれ!クリスティアーノ・ロナウド。