ゴルフ初心者 アイアンスチールとカーボンの違い(その2)

ゴルフ初心者が考えるアイアンのシャフト

偉そうにアイアンのシャフトをカーボンにするか、スチールにするか?を語ってみたいと思います。
腕に自信がまったくないので、無謀な試みではあります。しかし、初心者のことは初心者しかわからないはずだ!という勝手な思い込みから書いていきたいと思います。
腕に自信のある方からすると「馬鹿な記事だな…」と思われるでしょうが、そっとしておいてください。
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スチールとカーボンの違い

以前も記載しましたが、一番の違いは重さ。次にシャフトの固さというところでしょうか。
ゴルフスコアは初心者ですが、この違いがどのように影響してくるか?考えてみたいと思います。
ちなみに私の比較は、ゼクシオ君(カーボン、R)とXホットアイアンプロ(スチール、S)の二つです。
私個人のスペックは以前詳細に記載しましたの、そちら(自己紹介を兼ねて)をご参照ください。
簡単に書くと以下の通りです。
スポーツ歴 サッカー 中学・高校
身長・体重 175cm 80kg

重さについて

そもそも、運動エネルギーは以下の公式で表すことが可能です。

偉そうに書いてしまいました。一度書いてみたかったんです。すみません。もうしません。

大切な点は、「質量と比例する」「速さの2乗に比例する」という点です。(これが言いたいだけでした)
言い換えると、遠くに飛ばしたい!と考えると、2つのアプローチがあります。1つは、重くすること。もう一つは早く振ること。
さらに大切な点は、重くするよりも、早く振るほうが影響が大きいという点です。
ざっくり言うと2倍の重さ(早さは変えずに)にすると約2倍のパワーになる。2倍の速さで振る(重さを変えずに)と、4倍のパワーになることです。

その意味では、遠くに飛ばすことを考えれば、より早く振る手段を講じることに主眼を置くべきでしょう。すなわち、より軽いカーボンが良いのだと思います。
スチールもバランスの影響か、さほど重いという感じはしませんが、カーボンより重いのは事実です。

しかし、初心者は違います。まず第一にしっかり打てるようになる。ことが最重要です。
きちんとヘッドにボールが当たらないと、飛距離の話にはなりません。これは当たるようになってからの話です。ですので、はっきり言って、この議論に意味がありません。(書いておいて申し訳ございません。)
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固さについて

では、固さについては、いかがでしょうか。
あくまでも個人の感覚ですが、もともとドライバーは、ゴルフクラブ自体のしなりも利用して打つもの。そしてアイアンは、固いもので叩いて打つもの。という感覚があります。
実際に、シャフトの固さが地面と勝負できるので、カーボンにくらべスチールは、若干のミスをカバーしてくれそうな感じはあります。
その意味では、固いスチールがよいのかな?と思います。

しかし、大切な点はそこではありません。初心者は「固いシャフトで叩く」という感覚があまりわかりません。解ったころには初心者ではなくなっているのではないでしょうか?

結論

今まで記載してきたように、理論上は一長一短のカーボンとスチールです。
その上で、強引にお勧めを決めたいと思います。あくまでも、私個人がここのところ両方のクラブを振った感覚です。

初心者にお勧めは、カーボンです。

理由は簡単。
初心者に必要なことはなんでしょう?私はたくさんの練習だと思います。
ガッチリ体系の私ですが、若い頃にゴルフや野球といった腕や指を鍛えるスポーツを行ってきたわけではありません。どうしても練習で握力が弱ってきます。もともと強くない握力ですから、100球をこえると握力の弱化を感じます。ゆるゆるグリップをしているつもりでも疲れて弱くなってきます。
練習を数多く、しっかりこなすためには、軽いクラブを選ぶべき。そしてうまくなったら、自分の好みでシャフトを選択すればよいのです。
事実、とても調子がいい日には、スチールのほうがアイアンはよい気がします。しかし、疲れだしたころスチールでトップすると、クラブごと手からすっぽ抜けてしまうような感じがあります。そうなるとスチールは厳しい。その意味ではカーボンのほうが安定感があります。
ですから、初心者脱出までは、カーボン。という考えでいかがでしょうか。あくまでも個人の感想です。
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