天空の三峯神社の凄さ 伊弉諾尊(いざなぎのみこと)

天空の神社 三峯神社

神社仏閣訪問シリーズのとりあえずの最後は、(秩父)三峯神社。
関東近郊で、天照大御神、月読命、須佐之男命、大国主命と主だった神様のもとを参拝してきました。
となると残るは伊弉諾尊と伊邪那美命を参拝しないわけにはいきません。
ということで、天空の神社ともいわれる三峯神社に行くことにしました。



伊弉諾尊と伊邪那美命


出典(日本書紀や古事記など)によって、若干表現が変更になりますが、いざなぎのみこと、いざなみのみことが、日本の国および日本民族をお産みになったということについては異論がないかと思います。

そして、天照大御神や月読命、須佐之男命らも産んだ神様です。

関西には、伊弉諾尊を主祭神としてお祀りした神社も多くあるようですが、関東ではあまりありません。
関東で伊弉諾尊を主祭神としてお祀りしているのが、この三峯神社(秩父)です。



日本武尊が作った神社 三峯神社

「天空の神社 三峯神社」標高1,000m以上の高地にあり、道も狭く厳しい山の中腹にあるのが、この三峯神社です。

なんといっても、この神社の由来がすごい。
簡単に説明すると、日本武尊が、この山々の美しさに目を引かれ伊弉諾尊と伊邪那美命を偲んで作られた。
いやはや、凄すぎる。この由緒だけで凄すぎる。
詳細は、引用しておくので三峯神社のHPも確認いただきたいと思います。
すべてが神話の世界のようです。

当社の由緒は古く、景行天皇が、国を平和になさろうと、皇子日本武尊を東国に遣わされた折、尊は甲斐国(山梨)から上野国(群馬)を経て、碓氷峠に向われる途中当山に登られました。
尊は当地の山川が清く美しい様子をご覧になり、その昔伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉册尊(いざなみのみこと)が我が国をお生みになられたことをおしのびになって、当山にお宮を造営し二神をお祀りになり、この国が永遠に平和であることを祈られました。これが当社の創まりであります。

その後、天皇は日本武尊が巡ぐられた東国を巡幸された時、上総国(千葉)で、当山が三山高く美しく連らなることをお聴き遊ばされて「三峯山」と名付けられ、お社には「三峯宮」の称号をたまわりました。

降って聖武天皇の時、国中に悪病が流行しました。天皇は諸国の神社に病気の平癒を祈られ、三峯宮には勅使として葛城連好久公が遺わされ「大明神」の神号を奉られました。
又、文武天皇の時、修験の祖役の小角(おづぬ)が伊豆から三峯山に往来して修行したと伝えられています。この頃から当山に修験道が始まったものと思われます。

天平17年(745)には、国司の奏上により月桂僧都が山主に任じらました。更に淳和天皇の時には、勅命により弘法大師が十一面観音の像を刻み、三峯宮の脇に本堂を建て、天下泰平・国家安穏を祈ってお宮の本地堂としました。

こうして徐々に佛教色を増し、神佛習合のお社となり、神前奉仕も僧侶によることが明治維新まで続きました。(以下略)



それでは実際の三峯神社を紹介します

それでは実際に写真を含めて紹介していきましょう。
車で向かって秩父市内から約1時間半。駐車場上からの風景です。清々しい空気と景色。やはりこの景色を考えると晴れた日に参拝したい神社です。
実際市内の気温よりも10℃近く気温も低く、途中の道中を考えても晴れの日がお勧めです。

駐車場から5分ほど歩くと、立派な鳥居。一礼して進みます。ここからは先が見えず、しばらく本殿を目指して歩くことになります。

そして大きな随身門がお出迎え。実に立派な門構え。先ほどの白いシンプルな鳥居と異なり色鮮やかな、立派な門です。




しばらくは両サイドを灯篭と記念碑に囲まれた道を進みます。とても厳粛な雰囲気があります。

そしていよいよ本殿が近づきます。階段の下、青銅鳥居が見えます。この階段を上れば本殿です。

本殿です。車も含めてここまでの道中が大変なので、感慨もひとしお。平日でも結構多くの方が参拝されています。
伊弉諾尊と伊邪那美命に参拝しましょう。




日本武尊と竜の目

三峯神社の凄さを表す2点をご紹介します。
まずは、日本武尊。
私は当初、日本武尊も主祭神としてお祀りされていると思い込んでいました。
しかし、違いました。
日本武尊はあくまでも、三峯神社を作った方。日本武尊自身も神様でありながら、三峯神社には祀られていません。

そのかわり大きな日本武尊の像が飾られています。大きな手が優しい感じに見えます。

もう一つが、本殿横の石に浮かび上がった竜の目。三峯神社の力が石にも影響を与えたと言われているようです。黒い影と合わせて竜の姿となっています。

今回は、奥宮には行くことができませんでしたが、次回はチャレンジしてみたいですね。遥拝殿からの奥宮からの風景がこちら。

三峯神社を有名にした白いお守り領布は、現在は行っていません。(2018年8月現在)

しかし、神社はお願いに行くだけの場所ではありません。日本の神々に日々の感謝を表するのが基本だと思います。
その上で、どうしてものお願いがある場合にのみお願いする。そのくらいにしておきましょう。

天空の神社、三峯神社。行くのがなかなか大変ではありますが、日本を産み出された伊弉諾尊と伊邪那美命をお祀りするだけのことはあります。日本人にとって大切な神様です。

バスも出ているようです。ぜひ一度ゆっくりとご参拝下さい。