がんばれ!浦和レッズ クラブワールドカップ
浦和レッズ クラブワールドカップ出場
いよいよクラブワールドカップへ浦和レッズが2度目の出場をします。以前よりACLを勝つこと、その意義を書いてきました(サッカー 頑張れ!浦和レッズ AFCチャンピオンズリーグ2017/10/17)。
死闘の末、やっとつかんだチケットであることは、繰り返し述べていたところです。
なかなか同様な記事は見つからなかったのですが、さすがNumberさん。記事がありました。長いですが引用します。ぜひ一読ください。
浦和レッズがクラブ世界一を決めるFIFAクラブワールドカップに臨む、その初戦が近づいてきた。準々決勝で対戦するのは、オセアニア王者オークランド・シティを破った開催国アラブ首長国連邦(UAE)代表のアルジャジーラに決まった。
この大会に開催国枠が設置されたのは、日本で開催された2007年のことだ。折しも浦和がAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を制してアジア王者に輝いて出場し、翌年はガンバ大阪がアジアを制して出場しただけに、その存在はクローズアップされなかった。
この両チームはそれぞれ3位という成績を残し、サッカー後進の地域と見られ続けてきたアジアの意地を示した。世界にアジアとJリーグの存在をアピールしたという意味で、大きな功績を残したと言えるだろう。さらに、’11年には柏レイソルが4位、’15年にはサンフレッチェ広島が3位、’16年は鹿島アントラーズが準優勝と、Jリーグ勢の活躍が目立ってきた大会でもある。しかし、先に挙げた2チームと異なるのは、これが開催国枠での出場だったということだ。
例えば、昨年の鹿島が決勝戦まで進出して欧州王者レアル・マドリーと延長戦までもつれ込む熱戦を演じたのは非常に素晴らしいことだ。当然、その大会の準優勝チームとして大いに称えられるべきなのは間違いない。それは柏や広島にも同様のことが言えるが、サッカー界にあるピラミッド構造の中で、1つの大きなステップをパスして舞台に立っていたという事実はそこにある。世界一への一本道があるのは、サッカーの魅力。
以前、他競技の経営に関わっている方に「サッカーは新しくチームを立ち上げても、しっかりと立場があるから良いですよね」と言われたことがある。なぜなら、サッカーでは新たにクラブチームを立ち上げた時点で、世界的なピラミッド構造の一番下に居場所が自動的に与えられるからだ。
そして国によって差はあるにしても、リーグ昇格を経て国内王者やそれに準ずる成績を残すことが目標になる。それをクリアすると大陸王者を決める大会に出場できて、さらにその勝者になったならばクラブワールドカップで世界一を争う権利を得る。
道は長く険しいものの、非常にシンプルな一本道が存在する。この分かりやすさは、ピッチ外の部分でサッカーが持つ魅力の1つだと考えている。Jクラブにとって、CWC初の“アウェーゲーム”。
だからこそ、大陸王者として正規のステップを踏んだ上で、Jリーグ勢として9年ぶりに出場する浦和には、その間に好成績を残したチームとは違った使命がある。アジアのトップレベルにあるクラブチームの実力はどれほどのものか、という視点で世界から見られるということを忘れてはならない。
今大会の組み合わせが発表された時点で、アジア王者が初戦に勝利すれば、欧州王者の座に輝いたレアル・マドリーと対戦できることが決まっていた。逆のブロックには、本田圭佑が今年の夏に加入した北中米カリブ海王者パチューカも出場する。
浦和がACLを制覇すると、早速こうしたチームとの対戦への意気込みを聞く質問が選手たちに投げかけられた。しかし、槙野智章はそうした気の早い質問を制するようにこう話した。
「皆さん、レアルやパチューカと言いますけど、1つ勝たなければ何も始まりません」
槙野の言葉は正鵠を得ている。開幕戦の結果によりアルジャジーラと対戦することが決まった浦和だが、Jリーグ勢が海外で開催されるクラブワールドカップに出場するのは初めてのことだ。当然、開催国代表との“アウェーゲーム”を戦うのも初めてのことになる。前述したようにJリーグ勢が日本開催のCWCで躍進し、モロッコ開催の時には地元のラジャ・カサブランカも準優勝を果たしている。当然、その陰には敗れた大陸王者が存在するわけだ。どうして、浦和がその立場にならないと言えるのだろうか。初戦のプレッシャーは、過去に経験のないものになるはずだ。
「アジアから世界へ」を現実のものに。
だが、こうした立場を日本で初めて経験するチームが浦和であるのは、必然であるようにも思える。ACLが出場するだけで大赤字になるような大会だった初優勝の時から、浦和はチャーター便の利用など選手たちが最高のパフォーマンスを発揮できるようにサポートし、高い本気度を向けてきた。
そこには「浦和からアジアへ、アジアから世界へ」というクラブの矜持があり、プライドは受け継がれている。
その思いは熱狂的で知られる浦和のサポーターも共有していて、スタジアムでは「世界に見せつけろ」という歌が響き渡る。そして今大会は、先駆者として好成績をつかみ取る大きなチャンスだ。
10年の時を経てクラブワールドカップに舞い戻るチームには「アジアに浦和あり」ということを示すゲームを見せて欲しい。轡田哲朗http://number.bunshun.jp/articles/-/829461 浦和が初体験する「アウェーのCWC」。開催国枠とアジア王者の立場の違い。
さすが、Number。この指摘こそ日本サッカーを語るうえで必要不可欠です。ミーハー的に鹿島をほめるのではなく、本当に苦労し、つかみ取ったものを公正に評価すべきです。
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対戦相手は、開催国枠チーム
浦和の初戦の相手は、開催国枠での出場となるアルジャジーラ。昨年の鹿島と同様、コンディションは抜群でしょう。
浦和は、ACL及びリーグ戦を戦いぬいた後で、どれほどの力が残っているか?はっきり言ってわかりません。いやほとんど力は残っていないでしょう。ACLを勝ったあとのJリーグ最後の2試合は負けています。苦しい状況であることは明らかです。
しかしこれに勝てば、次は欧州王者レアルマドリード。決勝や3位決定戦でのメキシコのパチューカとの対戦可能性もあります。ぜひとも頑張ってほしい。言うは易しですが、気力を振り絞って頑張ってほしい。
そしてケガをせずに帰ってきてほしい。
このページで使用している写真は、浦和レッズの公式ホームページより引用しています。粋な言葉を書いてくれているじゃないですか。
書かれている言葉を心に刻み、応援したいものです。
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