ラファ「コアカーゴビブショーツ」の使用感 肩こり・痔主の初心者の感想

2021年9月28日

上級者御用達 ビブショーツにチャレンジしてみる

ロードバイクを始めて、約1年。休みの日には相変わらず100kmを目安に走行しています。
そして、とうとうビブショーツに手を出すところまできました。

当初、ぴちぴちのウェアに少々の抵抗感を持っていました。
パット付のインナーを下着替わりにハーフパンツを着用、上は普通のスポーツウェアで始めたサイクリング。
ある時にシティライド風のサイクリングウェアを使用し、背面のポッケのありがたみを知る。
また昨年冬を迎えた際に「パット付インナーに、ズボン履いて走ったら、洗濯物が増える一方だなぁ」という考えから、試しに買ったウェアのタイツで、専門品の優秀性を知る。
タイツを履いてしまうと、ぴちぴちが気にならなくなり、冬を越え春から夏へとパンツ(ショーツ)で走るようになり、これまた快適性を知る。
風の抵抗を感じるようになり、上のジャージも徐々にシティからぴちぴちに移行する。

という経緯でウェアと意識が変わってきました。
今ではすっかり「ぴちぴち」が気にならない、立派なサイクリング好きに成長しました(コンビニ以外のちょっとしたお店には、ぴちぴちでは入りませんが)。
そしてとうとうビブショーツを試すところまできました。

レスリングや重量挙げの選手のようで、これまた敷居が高かったビブ。そんなビブショーツを初めて着用した感想を簡単に書いてみたいと思います。



ラファ「コアカーゴビブショーツ」でビブショーツデビュー

ビブショーツデビューは、我ながら偉そうにラファです。
パールイズミさんで探していたのですが、値段を見ると数千円の違いしかなく、しかもビブショーツ自体にもポッケがあり、使い勝手が非常によさそうもあります。
だったら、身分不相応であったとしても、これがよいのではないかと。ということでラファさんにお世話になった次第です。
(ちなみにRaphaでもこの「コア」シリーズは、お安く、ありがたいですね)

先に結論 とても「よき」

他のビブショーツを知らないので、あくまでも今まで履いてきたシマノやパールイズミのパンツ・タイツとの比較になりますが、基本的によいです。
まずビブの特徴だと思いますが、密着感・ホールド感がいいですね。自分が速く走れるように勘違いしそうです。このホールド感が、想像以上によいなぁ、と思います。

着用直後は、少し小さいかな…とも思ったのですが、走り始めたら気になりませんでした。
以下、個々の項目について記します。



まずパットがよき

パットはいいです。さすがラファさん。というべきか。
お値打ちシリーズのコアですが、いいパット使っている感じです。使い込んだらどうなるか?不明ですが、初期の感じでは今までの他社さんと比べて最高の肌触りですね。

痔主にとって…同時に皮膚も弱いのだが…

涼しい日に乗ったので、汗を大量にかいたわけでありません。ですので痔については実際にもう少し検証が必要です。

自分の例では真夏と真冬に痔が再発する傾向を感じておりました。
真夏は単純に汗が多く乾かず。真冬は外気の低さで汗が乾かず、どちらも局所的に冷えた状態が長く続きことが原因だろうと推察しています。
下に記しますが、皮膚への影響が少なく感じたことから、通気性も確保されているのでは?と感じました。
通気性があれば、痔もお休みしてくれるのでは?と期待しています。

また皮膚も弱く、ライド後には擦切れ感が普段はあるのですが、今回はありませんでした。
これらはパットがいいのではないか?という感想です。
いつもは休憩時にパット部を引っ張るなどして、少しだけ風を通すようにして対策していました。濡れた状態で長時間皮膚に触れていることが原因の一つだろうと推察しています。
それでも、結構皮膚がヒリヒリして嫌なものでした。

しかしビブだと上述したように密着するので、風を通すことはできませんでした。
それでも今回の走行では、擦切れ感がありませんでした。ヒリヒリしなかったことはありがたいことです。このことから通気性がよい(もしくはパットをサラッと保つ)のではないかと思います。
※もちろん、もう少し検証が必要と思います。

肩こりが心配

肩こりで薬をもらっているくらいの肩こり症なので、実はこれが一番心配でした。
しかし、ライド中は全く気にならず。
少し小さめかなぁ、と着用時に感じたくらいだったのですが、まったく問題なし。
今までも後半疲れてくると肩こり感が出てきました。今回も同じような感じで、個人的には問題無い範囲に感じました。

おしっこ

問題ありません。前の部分を下に引っ張って用が足せます。
簡単。
ただ通常のパンツくらべると、やや強く下に引っ張る必要があるかなぁ、程度です。
よく伸びる素材でできていますね。
また下腹部も広く保護してくれているように感じます。

カバー範囲が広いので真夏は厳しいかなぁ、と思いつつもお腹周辺はサラッとしているので、意外に真夏も行けるかもしれません。

大腿部のポッケ 腰にもポッケ

このビブの最大の特徴は、大腿にある網状の収納ポッケ。
これが非常によい。
携帯電話程度であれば、まったく意識せず入れておけます。はっきり言って携帯電話の存在を忘れるくらいです。
通気性もよい場所なので、携帯電話への汗の影響も背中より少ないと思います。

他にも腰部に収納ポッケが2つあります。とてもありがたい設計です。

まとめ 「よい」

以上書いてきましたが、とても良いように感じます。
パンツからすると倍近い値段、パールイズミさんあたりからだと数千円高くなりますが、その価値は充分にあるように思います。

またサイクリングウェアの大部分はお腹の部分が短くできていることが多いので、秋から冬の寒い時期にはビブでお腹の部分を保護できることも大きなポイントかと思います。

個人的には夏はパンツ、秋から春はビブという使い分けがいいのかなぁ、とも感じています。
ビブに興味を持ち始めた方は、ぜひトライする価値があると思いますよ。
※ビブショーツの感想というよりも、ラファの感想になってしまいました。ご容赦下さい。