フィアー・ザ・ウォーキング・デッド シーズン5前半まで(ネタバレ注意)
名作か?駄作か?フィアー・ザ・ウォーキング・デッド
ウオーキング・デッドファンとして、シーズン8までの感想を以前記載しました。これ→ウォーキングデッドシーズン8までの感想と達成感(その1)
面白かったんですよ。ウオーキングデッド。途中ダレますが、全体を通してみると面白かった。
そして、本作「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」は、食わず嫌いで何となく見ないでいました。
本家ウオーキングデッドが面白かったので、分家であるフィアー・ザ・ウォーキング・デッドはなんとなく手が出なかったという感じです。
しかし、意を決して見てみました。Amazonプライムで見られるシーズン5の前半まで。
ネタバレ含めて感想を書いてみたいと思います。
ということで、作品に興味がある方は以下は読まずにどうぞ。
シーズン3からシーズン4の衝撃
正直なところ、この作品のテーマの一つはサバイバルだと思うのです。
メインは人間模様であると思うのですが、いかに生き残るか、生きる術を探し確保するかも根底にあるテーマだと思うのです。
シーズン3で仮の拠点になるはずだったダムを爆破。家族・仲間は分かれて終了。
主人公の一人であるマディソンが一人川辺に残るシーンで終了です。どうなってしまうのか…。
シーズン4では本家ウオーキングデッドからモーガンがストーリーに加入。そのためのフリが続きます。
そしてフィアーの主人公たるマディソン一家は、どうなったか?
あら不思議、なぜか野球場を手に入れ家族全員揃って穏やかに生活しています。
いくらシーズン3から数年経過しているという設定とはいえ、死人・ウオーカーが跋扈してる世界ですよ。通常のインフラも何も無い状況下で、ここまでできてしまうとは…。本家・分家ともに生活拠点を築くのに苦労を重ね、そのために戦いまでしているわけで…
その過程をしっかりと描いてくれたほうがよかったと思います。個人的には一気に興ざめしてしまった展開です。
人間的にクソが多い
まぁ世界が世界ですから、仕方が無いのですが、悪い奴ばかりです。
実際の米国社会を反映した?ということなのかもしれませんけど…。
主人公的立場のマディソンの息子のリック。薬物乱用依存症詳という生き残るには、障壁の高いキャラクターです。
自分がラリるために、病人の鎮痛剤(麻薬性と思われる)を横取り点綴するニックの顔がこちら。
主人公的であるマディソンも助けてもらった牧場主を殺す方針を勝手に決めるし、ストランドはいい奴風でもあるのですが自分のためなら仲間も売るような感じだし、特に救いが無いシーズン3までの進行です。
他にも、ただ殺しまくる奴だのが居るし。
シーズン3までは無茶苦茶をやったので、改心してシーズン4からテーマが変わるような感もあります。この状況下で生き方がそんなに、しかも良い方向に変わるかな…と、疑問符が付きます。
また個人的にはちょっと、好きな展開ではありませんね。
シーズ5からは期待したい
マディソンやニックが死亡し、本家から移籍したモーガンなどが新顔がメインになるシーズン5。
個人的にはちょっと期待しています。
一つはマディソン・ニックが居なくなったことで、キャラクターのバランスがよくなったように感じること。
もう一つは、マディソンの娘であるアリシアが頑張っていることです。
もともと間違ったことが嫌で、母であるマディソンとぶつかることもあった才女アリシア。
自分の生きる道を正々堂々探しながら、戦い生きています。
実にカッコイイ。このアリシアに全ての期待をかけたい、そう考えております。
ということで、駄作かな?と思った分家フィアー・ザ・ウォーキング・デッドですが、シーズン5の後半も見て判断すべきかな?と考えが変わりました。
フィアー・ザ・ウォーキング・デッドの後半が出たら、また感想を書こうと思います。いろいろ唐突なストーリー展開も多く理解まで時間がかかることも多いのですが、期待していますよ。
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