残念な作品に…お勧めしません ウォーキング・デッドシーズン9のネタバレ

2021年1月25日

嗚呼ウォーキング・デッドよ さらば

ウォーキング・デッドは人間ドラマ。ウォーカーと呼ばれるゾンビはあくまでも舞台設定。
極限状態に置かれた人間たちのドラマです。

人気ドラマの常でしょう、長く続き物語の中では若干の中弛みもありました。それでもシーズン8まではそれなりに面白かった。
特にシーズン7.8のニーガンとの確執は、とても見応えのあるものでした。盛り上がりも最高潮でした
以前も感想を記事にしています→ネタバレ注意 ウォーキングデッドシーズン8までの感想と達成感(その2)

しかし、ウォーキング・デッドのシーズン9これはダメだ。
もう私の中でウォーキング・デッドは終わりました。個人的には全くお勧めしません。

できるならシーズン8で終わっておくべきだった。「カール、お父ちゃんがんばったよ」とリックが言っているようなシーズン8で。
今回のシーズン9はラストのネタバレを完全に書いていきます。以下は気を付けてご覧ください。



リックの死 ネタバレ開始


シーズン8までリーダーとして皆を引っ張ってきたリック。
とうとう…

ニーガンを倒すも亡き息子のカールの願いを胸に、それぞれの組織をうまくまとめたいリック。
仲間の想いを理解しながらも、カールの願った理想をかなえるため奮闘します。しかし、その志は道半ばで…

それでも大功労者であるリックに、ふさわしい最後を用意してくれたかと思います。ちょっと無理ありませんかね?という気がしないでもないですが、まぁ奥さんに不倫され、実子が死に、不倫でできたであろう子を育てながら、仲間をまとめてきた功績からすれば順当かと。

それはシーズン9の5話。これが私にとってウォーキング・デッド心の最終話となっております。



最大の悪手 新しい敵の残念さ

ニーガン以上の敵を用意するために苦労があったのでしょうね。
その結果産み出されたのが、サイコパスのような「ささやく人」。ウォーカーの顔面の皮を剥ぎ、それをかぶってウォーカーの大群と共に歩きウォーカーの群れを率い操ります。

そのリーダーがこの女性。自称アルファ

まぁサイコパスですわ。娘を洗脳し、勝手な理論を展開しながら軍団を率いています。

私が一番許せないのが、このお腹。お腹のぜい肉がベルトに乗ってます。

かれこれ、ウォーカーの世界になって10年前後(リックの子供ジュディスの子供成長具合から)経過しているはず。

しかも、ウォーカーと一緒に常に歩いている軍団であり、定住し作物を育てることなどはしておらず、ミミズなどを食べて生き延びてきたようです。その彼らが、お腹のぜい肉がベルトに乗ってるというのは…ドラマとは言え納得がいきません。

約10年飲まず食わずで、彷徨いながらやっと生きてきて、このお腹かよ…と。そりゃ栄養不足のはずなのに基本的に元気とか、おかしいですけどね。それでもこのわがままボディは、わがまま過ぎませんかね。

ニーガンの初見のインパクトに遠く及ばない、どころかフィクションとはいえ、とにかくこのお腹は無いだろうよ…と思います。



ジーザス ほかメインキャスト級の死

シーズン6あたりからでしょうか、ジーザスが登場しました。
各拠点を仲間で繋げたいという思いから、動いていたジーザス。コミュニティのトップの一人として活躍していましたが、残念ながら死んでしまいました。

今まで頑張ってくれたジーザス。その死は本当に残念です。結構人気ある役どころだったと思うのですが、あっけなく…

訃報はジーザスだけではありません。
主要級の登場人物が…シーズン9の最後に死にます。いろいろエピソードがあった皆さんが一気に…

多少なりとも思い入れある登場人物が、一斉にリストラされるのはとても気分が悪いものです。監督が変わったのでは?と思うほどです。

このシーンはニーガンがエイブラハムとグレンを殺したとき以来の衝撃ではありました。
頑張ってきた主要人物たちがこのようになるとは…

これで相手が凄ければ、物語の続きを見てみたくなるかと思うのですが、なにせお腹ぜい肉のおばちゃん…
なんだかなぁ、という感じで。
このシーズンの監督もサイコパスなのかなぁ、と感じつつ。
それでも物語であるなら、もう少し面白みもあってよいのでは…と思ってしまったところです。

たぶんもうウォーキング・デッドはみないだろうな…という個人的な感想を書いてみました。
武漢肺炎の影響で、時間をもてあましてもシーズン9以降はちょっと…という感じです。

リックの死までは、一応見てもいいかな?とは思いますけどね。
以上