ゴルフの練習 ダフらない打ちかた(前傾姿勢)

2021年1月25日

必ず通る道 それはダフリ

アキレス腱を痛めて、めっきり練習から遠ざかり…。
久しぶりの練習復活(アキレス腱炎からの復活 3か月目の練習再開)を遂げてからも、のんびりしたペースで練習再開としました。

久しぶりの練習。足もまだ若干の痛みがあるし、練習場の他の方などの様子をチラチラ見ながら、のんびり練習です。

そこで一つ気が付いたことがあります。

前傾姿勢は、ほぼほぼ垂直でよい…のではないかということです。もちろん、ダフリの原因は一つではありません。ボールと体の距離なども大きな要因だろうと考えます。
ただダフリの要因の一つは、この前傾姿勢ではないかと思うのです。



ダフリの原因(の一つ)は、深い前傾姿勢

すっと立って、さっと打つ。意外に難しいものです。
人によって構えも若干異なりますし、当然スイングも異なります。ある意味当然ですね。

ボールが奇麗に飛んでいく方の、体の傾きを見ていると、アドレスですっと立っている方が多いように思います。

例えば、下の写真。いかがでしょうか。結構前傾姿勢に見えますよね。
しかし、自分のフォームではもっと前傾姿勢をとっていることが多いのです。

ぜひ鏡を利用してみてほしいのですが、自分のフォームを後ろから見ると意外に前傾がきつくなっていることが多いです。同時に背中が丸まってしまっていることも多いです。
ボールをよく見ようという意識のあまり、前傾姿勢が自然にきつくなっているのだと思います。

ドライバーを持った時などは、比較的余裕をもった垂直に近い前傾だと思います。しかしアイアン特にショートアイアンなどは結構前傾が深くなっていると思います。

この前傾姿勢を意識的に垂直に近い状態にする。

すっと立って、やや前傾。くらいで止めてみてください。そして後ろからの鏡を見てみてください。意外に前傾姿勢になっています。

自分の視線では、ほぼ立っているだけ、くらいの感じです。でも他から見たら前傾姿勢になっているのです。それで充分な前傾なのだと思います。

ショートアイアンではより顕著です。シャフトが短いので当たり前ですが、かなり意識して「ほぼ立っているだけ」にしないと、相当深い前傾姿勢になっています。

自分ではあまり気が付きませんし、人によってフォームはいろいろなので一概には言えません。
しかし、かなり前傾姿勢が深くなる傾向にあるのは事実です。



たぶん、頭の上下(ヘッドアップなど)が減る

前述したほぼ立った状態から、ボールを打ってみると結構ミートするのです。
特にアイアン。ミスショットが大幅に減ります。(当然個人差はあろうと思います)

その理由ですが、あくまでも個人の考えとして、ヘッドアップしなくなる。のだと思います。

あくまでも想像ですが。
初心者or下手の特徴としてヘッドアップがあると思います。その結果ミートしないorダフる。
おそらくバックスイングでヘッドアップして、ダウンスイングでヘッドダウンという二重の動きをしているのではないでしょうか。

どのスポーツでも同様ですが、これだけ頭が上下動したら当たるものも当たりません。
野球のスイングなど、本能的にミートの時にはボールに近づくものだと思います。すなわち多少なりともヘッドダウンするのが自然でしょう。

ヘッドダウンは仕方ないとして、ヘッドアップしなければ影響は最低限にすることができます。
すっと立つくらいで前傾姿勢をあまりとらないことで、「ヘッドアップをさせない」ということができているのではないか?と想像しています。

スイングには個人差があると思うので、全員に当てはまるものではないかもしれません。
しかし、ダフリが出てきた方、このほぼ立っているだけ(に近い状態)をお試し下さい。改善する可能性は高いと思いますよ。