自殺頭痛とも呼ばれる群発頭痛


実は私は群発頭痛持ちです。
たしか20歳くらいからのお付き合いです。痛いんですよ。自殺頭痛ともいわれる頭痛なんです。

もし、お近くに方が同様な症状でしたら、発作期(正式には、群発期と呼ぶそうです)には少しだけご配慮いただければ幸いです。そして同じような症状でお困りの方が居たら、この病名を教えてあげてください。

久しぶりに最近発作が始まったので、この点を記載したいと思います。



1.見えにくい(閃輝暗点)。が発作の合図 群発頭痛

「あれ?よく見えないぞ。」
という症状が、初めの症状。

見えないと言っても、全てが見えないわけではなく、私の場合は見たい部位が見えなくなります。
例えば車を運転していて、信号を見ます。すると信号が見えない。黒くなって見えないのです。
しかし、少し外れた場所を見ると、見えない場所が動き、信号は確認できるというような状態です。

字幕映画を見ていて、シーンの状況は見えているが字幕が見えない、という感じの見えなさになります。

この症状を閃輝暗点と呼ぶそうです。これが初めの合図で、これがでたら1時間以内に痛みが襲ってきます。今までの経験では、間違いなく痛みは襲ってきます。これだけで痛みが来なかったことはありません。
痛みを我慢するための準備をする時間、という感じでしょうか。

車の運転中であれば、駐車場に駐車し、痛みに備えるための体制を作る時間です。心筋梗塞などのように、突然発症!ということではないので、その点では安心ではありますが、きついもんです。

一度、電車に乗っているときにこの前兆があり、急遽下車しベンチを確保。痛み発作に備えたことがあります。周りの方からしたら、不審な動きでしょうね…。



2.猛烈な目の奥の痛み そして嘔吐

その後、強烈な目の奥に痛みが襲ってきます。目が…と、目を開けてもつらいし、閉じてもつらい。
とにかく痛い。これ以上ない痛みです。寝ている途中に痛みだし、目を覚ましたこともあります。

あまりの痛みで、嘔吐を引き起こします。痛みを耐える時間はトイレで過ごすことも多かったです。嘔吐と同時に、鼻水は出てくるわ、汗も出てくるわ、大便もしたいような、とにかく体中から何かを出してしまいたい感じになります。

痛みが襲っている間に声をかけられても、不快の一言。外からの悪化させる刺激としか感じません。殻に閉じこもっているような時間を過ごします。

気を紛らわそうと、テレビを見ても光が不快。ついでに音も不快。何もかも不快。とにかく殻に閉じこもる以外に手段はありません。

3.やがて痛みの時間は終わる

これを2時間から3時間耐えると、発作は終了です。しかしながら、はっきり言って、この間は大げさではなく何もできません。ひたすら横になって耐えるのみ。

痛みは徐々に消失し、頭重感が残り、全身の汗や症状もやや残りながらも、復活していきます。ふらふらになりながらも、体を回復させて日常生活に戻っていく、という感じです。

これをほぼ毎日同じ時間に繰り返します。私の場合は1週間くらいだったと思います。これが発作期です。
若いころは、2~3年に一度くらいの頻度だったでしょうか。
痛みは激烈で厳しいのですが、発作が起きなければ、ケロッとしており、まったく問題ありません。



何の病気かわからず

初めは何の病気かわからず…。近隣の病院でCT検査も行ったりしたのですが、何しろ普段は何の以上もありません。
当時のお医者さんも困った様子でした。

元気な20歳の若者が「頭が痛くて、吐きました。痛いときは何もできません」と笑顔で朗らかに主張するわけです。元気そうにスイスイ歩いて、この主張。先生からすれば主訴を疑っていたでしょうね。

こちらからすれば、今は全く痛くない。だけど、痛いときはめちゃ痛い。でも今は全く問題なし、という感じですし…。
病院の先生も、CT検査をしてくれましたが、「異常なし」の判断。

この受診・検査は30年近く前の話です。
頭痛関連の専門家は、神経内科となりますが、近隣の病院には神経内科の先生は居られませんでした。
またnetもまったく無い時代でしたので、このような疾患はあまり一般的ではありませんでした。

まぁ仕方ない時代でしたね。こちらも「脳に異常があるのでは…」と考えていたのが、「問題ない」と言われ、一安心。それだけで、ありがたく帰った次第です。

このころは、1年間に3回くらい発作期があったように思います。しかし、異常無し。という診断があったことから「まぁ仕方ない」と楽観的に、過ごしていました。

痛いのは耐えるのみ。そう言い聞かせて過ごしていました。

続きの話は、次回の投稿(目の奥が痛い 吐くほど痛い群発頭痛について_その2)に続きます。