祝サッカー日本代表16強進出 ベルギー戦への提言(ポーランド戦をふり返る)

祝! サッカー16強進出!


日本代表がベスト16まで残りました!2大会ぶりの決勝トーナメント!
結果的によい結果となったわけですが、一応気になった点と、ベルギー戦への提言を記載していきたいと思います。

西野監督の采配は大丈夫か?

ポーランド戦は、何がしたかったのか?とても疑問が残ります。
おそらく本人から胸の内を聞かないことには結論は出ないでしょう。しかし反省の意味を込めて疑問点を振返ってみたいと思います。



システムの変更

従来の4-2-3-1から4-4-2に変更しています。
今大会では日本代表は、珍しく2試合で4得点を奪っています。常日頃より得点力不足にあえぐ日本にしては珍しいことです。1試合平均2得点のシステムを変更した理由は、さらに点を取るためor守りを固めるためのどちらかでしょう。

もしくは、選手の疲労度軽減やけが人の回復を図りたいというのが、最優先だったのかもしれません。それでも成功しているシステムは変更しないのが、通常の判断です。
2点以上を取るというのは、勝ち点の状況から選択肢として考えにくいので守るという前提で推察したいと思います。

ポーランドは基本的にFWレヴァンドフスキを中心としたチームです。レヴァンドフスキを抑えるためには1.レヴァンドフスキのマークをきつくする。2.レヴァンドフスキへのパスの供給元を抑える、というのがゲームプランの基本となるでしょう。
この場合、レヴァンドフスキのマークを強化するのであれば、ディフェンスの人数を増やす、というのが基本的な考え方です。またパスの供給元を抑えるという考えでは中盤(MF)の人数を増やすというのが基本です。
しかし、そのどちらでもなく、FWを1枚から2枚に増やすという逆の選択を行っています。
…得点を狙ったのでしょうか…。
ゲームプランの本質を知りたいところです。



選手6人の変更

システムの変更と同時に、スタメンを6人も変更しています。
もしかしたら6人の選手変更が湯煎で、その結果としてシステムの変更があったのかもしれません。負傷や疲労度を勘案した結果かもしれません。
しかし、日本は優勝を目指している国ではないのです。常に次の1試合のみを生き抜くチームなのです。高校野球でいえば有名でない県立高校のチームなんです。エースのピッチャーは厳しくても常に投げぬくのです。主力を温存して次の試合に備えるような立場ではないのです。
最後の最後に下級生に経験を積ませるたえに、出場させるということはあろうかと思います。しかし無名の県立高校が勝ち進んで、甲子園が視野に入ってきた試合でスタメンを6人も変えますか?通常ありえないことだと思います。
経験を積ませるのであれば、もっと若い選手を登録して出場させるべきでしょう。

真相はわかりません。疲労度が厳しかったのかもしれません。しかし、それなら大迫・長谷部・乾を交代で出場させるのではなく、ほかの選手を選択すべきです。
疲労回復のために休ませたつもりが、短時間でも出場では休ませたことになりません。

結果的にほとんど目的が達せられない試合になったのではないかと考えています。

本来とるべき戦術

ポーランド線の状況は、グループリーグトップという状況、引き分け以上で決勝トーナメントが決まるという状況です。
ここ2試合のスタメン・システムで気持ち守備的に戦う。これだけでよかったのです。
疲労度の面でフル出場が心配であれば、その選手のみ変更しシステムは変更しない。
また大会前は想定していなかったのかもしれませんが、守備的にカウンターを狙って戦うことも必要なゲームプランです。
浅野などのスピードある選手を登録しておけば、よかったのに…。浅野と宇佐美あたりをフォワード起用し、二人でカウンターで点をとってこい。というのも選択できたのに…。と思わざるを得ません。




以上、書いてきましたが、内情はわかりませんが、残念ながら監督采配で負けた。ということが本当のところではないでしょうか
もちろん、一般には公表されていない情報も多々あるでしょうからなんとも言えませんが。
それでも決勝トーナメント出場決定。実に運のあるチームです。

試合終了近くの守備的なボール回しに強い批判があるようです。
しかし、勝負事ですから、大きな問題とは言えないと思います。ルールの範疇では仕方ないです。
まぁ、負けているチームがやるか…、フェアプレー規定で順位が上になるのに、フェアプレーじゃないゲーム運びはいかがか、とは思います。
しかし、ルールはルール。ルールの中で勝つための手段として行うわけですから、許容されるべきでしょう。あくまでもフェアプレーではないですけどね。しかも今回は相手のポーランドも「勝っているし、これ以上やっても決勝トーナメント行けないし」ということで、時間稼ぎに乗ったような感もあり…。仕方ないのではないでしょうか。

ベルギー戦に向けて

そして、ここからは負けたらおしまいのトーナメントが始まります。
少しでも勝つ可能性を上げる方策を取っていく必要があります。ポーランド戦び消極的な試合運びが、運気を落としている可能性はありますが、前を向いて勝負してほしいものです。

前述しましたが、今大会は日本が2試合で4得点をとっているのです。しかも1勝1分け。この布陣に戻すのが第一の方法です。よく考えてみてください。
コロンビアに勝って、セネガルに引き分けた。普通に考えればこのチーム強いでしょう。潜在的な強さはあると思います。

その上で、守備の意識をしっかり持ちつつ、チャンスには駆け上がる。
体を張り、走り続ける。そして勝機を待つ。これができる手段です。サッカー日本代表ここからが正念場 原口元気の献身でも書きましたが、とにかくチームの勝利のために献身的に体を張る。これが重要です。全員が同じように走り体を張ることが大切でしょう。
これが勝利のための気持ちというやつです。
野球漫画キャプテンのように、気持ちは前に。最後まであきらめず、体をはること。最後は気持ちでしょう。

ベルギー戦、これまで献身的に走り、体を張ってチームを支えてきた原口元気に神様がほほ笑むような気がします。
正直なところ、ベルギーは強いです。勝敗までは厳しいでしょうが、サッカーの神様は原口元気にチャンスをくれるのではないかな?と夢見ています。
がんばれ!日本。