ワールドカップロシア大会 いい話・どうでもいい話ちょっと大集合

2021年2月5日

やはりワールドカップは面白い

国の代表よりも、クラブチームのほうが強いと言われるようになって、20年以上が経過したように思います。
それでも、国別の代表の戦いであるワールドカップは面白い。クラブチーム以上に国としての誇りを背負った選手たちの必死さが伝わってくるからなんでしょう。
そんな誇りをかけた戦いの中で、ちょっとした話題を書いてみたいと思います。グループリーグ最終戦の途中ですが、いくつかのシーンを抜きだして、有名な話、無名な話を紹介したいと思います。



スペインの強さ

スペイン強いですね。日本と同様に直前に監督が交代したスペイン。選手の実力が違うとはこのことでしょうか。以前紹介した壁の力(ワールドカップに学ぶ 日本代表への提言(ディフェンスの気合・壁の気迫))を発揮したのもスペイン。このようなチームは強いです。
今回紹介したいのは、昨日の試合対モロッコ戦の一シーンです。それがこちら
モロッコに先制を許し、嫌なムードの中、神戸に移籍してきたゴール左サイドをえぐったイニエスタ(赤ユニフォーム)。さぁどこにパスを出すか。

赤のスペインの選手はゴール前に4人も詰めています。対するモロッコはイニエスタに引っ張られ、イニエスタ周辺に4人のディフェンスが集まってしまいます。その結果ゴール前にはモロッコの選手は一人のみ…。
この体制を作れたら、そりゃ点が入ります。当然、スペインはゴールを決めてスコアも追いつくことになるのです。
いやはやスペイン強し。イニエスタ凄し。



日本のオフサイドトラップ

わが日本代表はいかがでしょうか。華麗なオフサイドトラップが注目を集めているようです。
まずは動画を目で確認しましょう。

この動画を簡単に解説すると、
1.初めディフェンスは、ゴールとマークする相手の選手の間にポジションします。(オフサイドではない)
2.フリーキックのボールを蹴る直前に、ポジションを上げることで、相手の選手をオフサイドポジションに置きます。この上がりをオフサイドトラップと呼びます。

美しいのは日本のディフェンスラインが一直線であること。なかなかこのようにできません。同時に相手の選手もマークの関係上一直線になっていること。この動画を上げてくれ方は、フリーキックを蹴る瞬間で静止しているので一目瞭然。
ここまでのオフサイドトラップは、教科書に載せたいレベルの美しさ。
さらに万が一オフサイド取れなかった時のために、最終ライン手前の長友らはカバーに入るという2段構成。その意味でも素晴らしいオフサイドトラップです。

イタリアはじめ世界が絶賛しているそうで…。日本らしいですね。



オチは韓国ネタ

アジア各国が奮闘しているなか、なかなか話題が無かった韓国代表。
さすがに一発話題を持ってきました。
メキシコ戦ファウル24回。今大会最多の反則数。
いやはや、ファウルドカップだったら優勝ですね。残念ながら今はワールドカップなんです。
参考までに実際のラフプレーはこんな感じ。

いやはやひどいプレー。審判は見てなくてもお天道様は見ているのだぞ、という考えはないのだろうか…と。他の国のサッカー見ててもここまでひどい国はそうは無い。なんで韓国ってこうなんだろうか。本当に根っからだめなんでしょうね…。

日本をはじめ、今大会はアジアの奮闘が見える中、とても残念なことです。引用記事はこちら。ごゆるりとお読みください。

【韓国 1-2 メキシコ ロシアワールドカップ・グループリーグF組第2節】
ロシアワールドカップ・グループリーグF組第2節の試合が現地時間23日に行われ、韓国代表とメキシコ代表が対戦。メキシコが2-1で勝利を収めた。

初戦でスウェーデンに敗れていた韓国は、この試合でも前半24分にチャン・ヒョンスのハンドで与えたPKを決められて失点。後半にもハビエル・エルナンデスに追加点を許した。後半アディショナルタイムにはソン・フンミンが1点を返したが、2連敗の結果に終わっている。

国際サッカー連盟(FIFA)の公式スタッツによれば、韓国はこの試合で24回のファウルを犯しており、これは今大会のここまでの試合で最多。初戦のスウェーデン戦でも韓国のファウルは23回あり、ポルトガル戦のモロッコと並んで今大会2番目の数字となっている。

メキシコ代表のフアン・カルロス・オソリオ監督も、韓国のラフプレーには苛立ちを隠せない様子。「普通は審判について話をしたくはないが、気に入らないことがあった。24回ものファウルがあったことだ。サッカーのために必要な対策を講じてほしい」と試合後に述べたコメントを『ロイター通信』などが伝えている。

PKを与えた判定自体はファウルではなかったが、チャン・ヒョンスの無理なタックルが招いたハンドだった。初戦のスウェーデン戦でもキム・ミヌのタックルにより決勝点となるPKを与えた。ドイツとのグループ最終戦で奇跡の決勝トーナメント進出を成し遂げるためには改善の必要がある部分かもしれない。
【了】