日本サッカー協会のワールドカップ馬鹿予想 こいつらの戯言を忘れるな!

2021年2月19日

これ以上幻滅させないでくれ

北澤豪 元日本代表のサッカー選手。ドーハの悲劇、ジョホールバルの歓喜を日本国民に与えてくれた日本サッカーの立役者の一人である。
その後、フランスワールドカップの出場メンバーから、カズこと三浦知良とともに落選。
豊富な運動量で日本の中盤を支え続けた、北澤の落選は日本中を驚かせた。
私は北澤という選手を、尊敬している。そして絶対に忘れない。ドーハで戦い、ピッチに倒れこんだ全選手を忘れない。本当の意味で日本をワールドカップへ導いてくれた選手たちであると考えているからだ。その中でも、北澤はカズらとともに、フランスワールドカップまで導いてくれた。
本人はワールドカップに出場できず、悔しい想いをしたと思う。いや悔しいなどとと言うレベルの思いではなかっただろう。しかし、私はその気持ちも含めてサッカー選手である北澤を決して忘れない。

日本はワールドカップで8強進出も?

その北澤が、これまた元日本代表のサッカー選手であるテルこと岩本輝雄とトークショーで
「厳しいが、うまく予選を突破すれば8強まで行けると思います」などと発言したそうで…。(最後に引用します)

こいつ馬鹿なんじゃないか。

いくらトークショーで、いくら北澤がサッカー協会の人間だとしても、言ってよいことと悪いことがある。
ワールドカップはそんな甘い大会ではない。前回も書いた(さらばサッカー日本代表 ロシアワールドカップ終了のお知らせ)が、誇りをかけた真剣勝負の場である。
それほどの大会に、スポンサーの意向だの、態度と声がでかいやつの気持ちを斟酌するメンバーで勝てるわけがない。

ましてや北澤、お前がフランスワールドカップ代表を外れた一因は、年齢だろう。
どのようなサッカーをするか?という問題もあったろうが、何より「同じ力であれば、若手に経験を積ませる」ことが優先された結果、代表落ちしたのではないのか。
国の代表というものは、そういうものだ。個人のモノではない。今回はダメでも次回こそ。次回は少しでも上へ。
親子関係も同様であろう。親から子へ、よりたくましく、より強くなってほしいと。俺を越えて行ってくれ。俺の屍を越えて行け。
それが国の代表のあるべき姿だ。

そのことを誰もが知っているから、北澤やラモス瑠偉も尊敬されるのだ。日本をワールドカップに導いた偉大なる先人たちとして。

ところが、今回は「俺たちのサッカー」という、結果が伴わなかった前回大会とほぼ同じメンバー。さらに言えば、「俺たちのサッカー」メンバーである本田・香川・岡崎などは、残念ながら前回大会時よりも力が格段に落ちていると言わざるを得ない。ピークは4年前だったと。
それでも、このメンバーでワールドカップ予選を勝ち抜いたというのでれば、まだ選考理由として納得がいく。こいつら予選ではほとんど活躍してないのだよ…。

若手が必死に動いておぜん立てを整え、さぁ最後の準備だね、と考えていた。そこに定年退職したばかりの、オッサンOBが「ご苦労、あとは俺が美味しくいただく」と掻っ攫った。という状況である。
もっともやってはならない状況になってるが、現在の日本代表なのだ。元サッカー日本代表として、これで楽観的な観測をして、だれかに伝えてよいのか?お前の影響力は結構あるんだぞ。

日大アメフト部と同じだぞ

残念ながら、今の日本サッカーは日大アメフト部と同じだ。
日本サッカーの場合は問題は、どうやらスポンサーのようだが。

北澤も8強などと発言したが、内心は日本代表の前途をよく思っていないのだろう。下に記事を引用するが、顔が神経麻痺のように覇気がない。内心では葛藤があるのかもしれない。
しかし、だからと言って、いいなりに喋っているようではダメだ。苦言は苦言として呈する。これが尊敬される元日本代表のすべきことだ。

訂正するなら、早めにすべきだ。
それまでは、8強もあるなどと発言したこいつらの戯言を、決して忘れてはならない。俺は忘れないぞ。
ちなみに、私は大穴としてポーランドの優勝を予想している。

元日本代表MFのスポーツ報知評論家の北澤豪さん(49)と岩本輝雄さん(45)が4日、横浜市内でトークショーを開催、14日開幕のロシアW杯を大胆予想した。

19日・コロンビア、24日・セネガル戦、28日・ポーランド戦の1次リーグについて北澤さんは「予選突破できるか? 実力的に考えていったら、4チームの中で一番低い。でも、全敗ですねと言ったら、何の希望も持てない」と冷静に分析した後、「全ては初戦なんじゃないですか? でも、絶対はないってのがスポーツだし、それが一番、面白い。コロンビアだって10回やって10回負ける相手ではないと思っている。(1次リーグは)1勝2分けで行けると思う。決勝トーナメントまで行けば、8強まで行けると思います」と続けた。

岩本さんも「僕は2勝1敗か2勝1分で行けると思う」と断言。「決勝トーナメント1回戦の相手は多分、イングランドで3―1で勝って、ベスト8までは行けると思う。勝ち上がりがベルギーでもイングランドでも決勝トーナメント初戦は行けると思います」と自信満々に分析した。

2人が声をそろえてキーマンに挙げた選手が1人。「(DF吉田)麻也が生命線と思う。センターバックで非常にうまいと思う」と北澤さんと岩本さん。

急きょ本番に臨むことになった西野ジャパンについても岩本さんは「僕的には全然、問題ないと思う」。北澤さんも「戦略を考えていくと、コロンビア戦はつないでいると、やられる可能性があるけど、西野さんはそれをやらないと思う。理想とするサッカーをやるのか、勝つためのサッカーをやるのかだと思います」と分析した。

代表スタメンについては岩本さんは「セネガルには、めっちゃ速いマネがいる。長友を右にしてマンツーマンでもいい。4バックの方がいい。1対1は酒井宏が強い。トップ下は原口で乾も欲しいかも。勝っていたら、長友とか外して植田、昌子とか高さ勝負もいい」

北澤さんは「ベストメンバーはトップは大迫。4―4―2が一番いい。ツートップにした方がボールを追いやすい。武藤とかじゃないと、しようがない。最初の試合は本田、乾、大島もいいけど、この間、良かった柴崎を使ったら攻撃的になりすぎる。長谷部とかな。長友、酒井宏、麻也、あと槙野かな?」とした。

また、優勝国予想は岩本さんは「優勝はスペインです。好きなので」と断言。「ドイツ、ブラジルも強いけど、フランスが来ると思う。パスサッカーで優勝してもらいたい」とした。

北澤さんも「フランスは強いよね。層が厚い。ブラジル。アルゼンチンもメッシの最後の大会で期待できる。スペインも、どう戦うかってことで日本の手本になる」と話した。