ゴルフ教本の選び方 (スイング理論について)

2017年11月20日

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このブログを書くにあたって、最近のいくつかゴルフの教本を読んでみました。少しづつこのブログで紹介していこうと考えたからです。

先日紹介した城戸 淳二:大学教授が考えた1年で90を切れるゴルフ上達法! (角川SSC新書)」の本で、目からうろこが落ちたので、調子に乗っていろいろ読んでみました。ゴルフの世界も新理論が動き出してよかったなぁ、これなら納得できるなぁ、と思っていたのですが…。

ゴルフのスイング理論は、まだ諸説百花繚乱の状態なんですね。新しい理論が出てきて、ゴルフの世界も良い感じにまとまったのだなぁ、と思ったのですが違うようです。
この諸説あることが、ゴルフ人口減少への一つであろうと私は考えています。何しろ各宗派で基本から異なっているのですから…。本当にその経典は正しいのか?疑心暗鬼にならざるを得ません。以前プレーしていたころからの1つの疑問点と下手なりに自分の考えを記載していきます。
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1.なぜ右の腋が大きく開くのか


※引用した写真は引用先にリンクしています。
野球やテニスなどの「球を前に飛ばす競技」では基本的に、できる限り右の腋は閉じておくのが基本だと思います(右利きの場合)。腰をひねるパワーを貯め、ボールにダイレクトに伝えるために、腋を閉じているのだと考えています。
しかし、ゴルフの練習場などで見かけるアマチュアゴルファーを見る限りは、多くの方が腋が大きく開いているように見受けられます(特にドライバーの時ですね)。ボールが動いているか、止まっているかの違いはあれど、腰の回転も使って打つことに違いはないにもかかわらず、腋の扱いが違うのです。
この違いは何でしょうか?昔からずっと疑問であったことの一つです。
私個人はこの疑問がぬぐえず、右の腋を閉じたスイングで自己流のフォームを作ってプレーしていました。
私は、この事象の原因は当時の主流のスイング理論(基本は体重移動と上がて下す縦回転)にあると考えています。右足に体重をかけ腰を回しながら、縦に振り上げる。そしてトップで手首も力を加え、貯めをつくってトップの完成。
たぶんこの方法では、当然のように腋が開きますよね。その結果が今に至っているように思います。しかし、腋を開けたことで力が逃げているように感じるのは私だけでしょうか?そりゃプロ野球などトップクラスが腋をあけるフォームで打つこともあるでしょうけど、基本はあくまでも締める。腋が自然に開くくらいを許容して、それ以外はできるだけ腋を締める、というのが当然だろうと考えた次第です。
下手な私の勝手な考えですが、極論としてはかつてのスイング理論は間違っているのではないか…と。
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2.腰で打つためには?

その回答として、腰で打つためには腋を締めて打つべき、と考えていました。なんとなく、これが正しいと感じていたのです。
私は、諸先輩や教本の指導にも負けず、この点は貫いていました。しかしそれ以外の点は、当時20歳代の純情無垢な私は諸先輩方の指導を受け入れ、「腋は締めるが、体重移動と縦方向のスイング」という究極の自己流スイングを目指すことになったのです。これが前にも書きました「各宗派入り混じった」状態です。
まぁ、当然ながら、これで上手くなるはずもありません。なんとか100を切りましたが、多少の面白みを感じながらも、苦痛のほうが多く、ゴルフクラブを置いたのです。

先だって紹介した「城戸淳二」さんの著書で、目からうろこが落ちた点は、ゆるゆるグリップだけではありません。実はこの点についても触れています。著者のこれまた心の師匠(DVD&教本師匠)である鶴見功樹さんの理論を紹介しています。
「テークバックは、お腹から背中」
これが正しいのだと思うのです。単純に背骨を中心に回転運動するのだと。この点については、またの機会に詳しく記載したいと思います。
ですが、「腋を締め、縦ではなく後ろにテークバックする」が、単純かつ基本のスイング理論だと今は考えています。
そしてこれこそが、初心者がすべきスイングの基本だと。なにしろ体に無理させない、自然な動きをもとにした考えかたですから。

さて、これを証明すべく、週末はゴルフ練習場へ…
先は長いが、がんばるぞー
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