みたままつり 靖國神社と千鳥ケ淵戦没者墓苑(その2さざれ石)

2021年2月5日

みたままつり 献灯をご紹介

前回からの続きです。前回→みたままつり 靖國神社と千鳥ケ淵戦没者墓苑(その1)

虎ノ門ニュースでもおなじみの皆さんも献灯されていたので、少しご紹介します。
(見かけた方の分だけなので、献灯された全員分では無いと思いますがご容赦ください。)

まずは大高美貴さん。
おっとりトークですが、危険な場所にも積極的に潜入取材してしまう大高さんの献灯。

続いて井上和彦さん。
涙もろい井上さん、達筆です。
泣けるシリーズも大好きですが、そろそろ軍事漫談家のほうの活動も活発にお願いしたいところです。

そして青山繁晴さん。
泰然とされたご自身作の座右の銘が印象的です。今は参議院議員になられています。

虎ノ門ニュースとは関係ありませんが、高須克弥さん。
思わず写真にとってしまいました。最近の活動がカッコイイ方ですよね。

献灯ではありませんが

靖國神社と言えば、遊就館。少しだけお邪魔して、ゼロ戦の雄姿を写真に収めただけで後にしました。
ゆっくり遊就館を見学するのもお勧めですね。

千鳥ケ淵戦没者墓苑

今日の目的はもう一つ。千鳥ケ淵戦没者墓苑。
私の祖父は、フィリピンで戦死しています。祖父の弟の一人はアリューシャンで戦死しています。その鎮魂の意味も含めて私は靖國神社の関連行事に、少しだけお金を出しています。

靖國神社という形で、国としては戦死した二人を弔ってもらっています。
しかし、二人のお墓は別にあります。故人(個人)としては年末・年始、お彼岸、お盆と近所のお墓で弔っております。
しかし残念ながら、骨は家族の元に帰ってきてはいません。お墓の中にお骨は入っていません。
個人の特定ができないため、お骨は戦友らと一緒に千鳥ケ淵戦没者墓苑に帰ってくるのです。もしかしたら、まだ帰ってきていないのかもしれませんが、いるとすれば、ここ千鳥ケ淵戦没者墓苑にいるはず。一緒に埋葬されているはず。
そう考え、靖國神社から少し足を延ばしてみました。

靖國神社からは、緑あふれる千鳥ヶ淵沿いを歩いて約5分ちょっと。

納骨堂に一礼

最近、井本勝幸さんという方の活動を知りました。ミャンマーに眠る日本人のお骨を帰国させようと活動されている方です。ミャンマーに限らずまだ海外には、日本に戻れていない英霊のお骨がたくさんあるようです。
ご興味&活動のご支援はこちらから→日本ミャンマー未来会議
祖父ら親族のお骨がどうなっているのか?私にはわかりません。井本さんの活動を支援するしか、今の私には手段がありません。
微力ながら私も協力しています。

さざれ石

千鳥ケ淵戦没者墓苑には、もう一つ貴重なものがあります。
さざれ石です。
そう、国歌君が代の歌詞にある「さざれ石の巌(いわお)となりて、苔のむすまで」この歌詞の通りのいわおがありました。(じっくり見ていただきたいので、大きく貼り付けています)

さざれ石が、まさに巌になる。そして苔が蒸す。いやはや、これがその状態なんですね。
この石を見ていると、国民一人一人が小さなさざれ石で、団結して固まって大きな存在になる。そして苔が蒸すくらい長い時間繁栄していく。そんな願いも込められているのではないか、と考えたりもしました。

先人たちが命を懸けて守ってきたこの国。しっかりと受け継ぎ守っていきたいですね。