黙って読むべし 坂東忠信著「移民戦争」
移民是か非か まず読んでから考えよう
坂東忠信さん
虎ノ門ニュースでもおなじみの坂東忠信さんの本。
まず坂東忠信さんをご存じない方への若干のご説明。ご自身のHPより抜粋です。
一言でいえば、元北京語通訳捜査刑事さんです。とにもかくにも、元刑事であり、中華系問題のスペシャリストです。
元刑事、元通訳捜査官
一般社団法人全国防犯啓蒙推進機構 理事
(外国人犯罪対策専門)宮城県出身。昭和61年警視庁に奉職。巡査を拝命後、交番勤務員、機動隊員、刑事、北京語通訳捜査官として新宿、池袋などの警察署、警視庁本部で勤務。
北京語通訳捜査官として、中国人犯罪の捜査活動に多く従事。平成15年、勤続18年で警視庁を退職。http://bandou.an-an.org/index.php?%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E9%95%B7%E3%83%BB%E5%9D%82%E6%9D%B1%E5%BF%A0%E4%BF%A1%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB坂東忠信プロフィール
じっくりよむべし 移民戦争
では本のご紹介です。おそらく読んでいただければ、現状の恐ろしさに気づくでしょう。
考えている以上に、中華の侵略は進んでいることに驚くことと思います。
身近なところでは、携帯電話特にスマートフォンがリスクの一番手となるでしょう。バックドアが仕組まれていると噂の「百度(baidu)」の関連アプリ。
筆者も語っていますが、数年前私のPCにもbaiduが侵入していたことがあります。とあるフリーソフトをインストールしたことがそのきっかけでした。baidu IMEが日本語入力変換として、無意識にインストール・設定されていたのです。
どうにも挙動がおかしいことから、タスクマネージャーで動いているプログラムの割出しやウィルス対策ソフトをフル稼働させてやっと判明したのです。しかしアンインストールするまで数時間かかり…。無駄な時間を費やしたものです。
このbaidu、入力した文字が外部に送信されていたと言われています。個人の情報に大したものは無いとお思いかもしれません。しかし個々人の小さなデータが集合し、ビックデータとして日本人の行動原理を読むため。もしくは中華にとって危険な人物を探すためにデータは活用されているかもしれませんよ。
国際情勢と日本の現状
後は本を読んでほしい。と思いますが、もう少しだけ中身を紹介していきます。
2019年 天皇陛下ご譲位 即位
中華人民共和国 建国70周年
2020年 東京オリンピック
2021年 中華共産党結成100周年
日本の国際的なスケジュールと、中華のスケジュールが主だったスケジュールが微妙に重なってくるのがわかります。
この時期に著者の坂東忠信さんは、日本を蔑み中華の国威を発動する方向で動くのではないかと危惧しています。
確かに、中華人民共和国の初代終身皇帝(国家主席)となった、習近平氏にとってこれ以上の機会はないでしょう。
ここで何もしないのは、男が廃る。皇帝として形を残さねばならぬ。というところでしょう。
以前「将来歴史で学ぶ年になる2017~2020 本当に世界情勢がきな臭い」でも書いたように、まさに歴史の真っ只中を私たちは生きているのです。
ここで気になってくるのが、中華の国防動員法。
全中華人民共和国の人間が、掛け声で中華人民共和国のために立ち上げる国民皆兵制ともいわれています。
この国民に指示を出すのが新華社などのメディア。
何しろ「メディアは党のためであるから、党の意思を体現した報道をしなければならない」と習近平国家主席が訓示したほどですから、党のための情報伝達を行うでしょう。
(少なくとも、中華には報道の自由は全くないのでしょうね)
いやはや、まったくもってきな臭さの真っ只中です。
日本はいったいどうなってしまうのか。歴史の一つの転換点にいることは間違いありません。
マスコミ報道もかなり偏向がかっている現在、情報を整理して確認していかないと、本当にわが身が危険になるかもしれない。
危機感を教えてくれる、そんな本です。そして読んだうえで移民・難民問題を考えるべきと思います。
単にかわいそう、という話ではありません。自分たちの身の安全が脅かされる。そういう時代の話であることをよく理解すべきだと思います。
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