祈るしかない 恐怖の中国の宇宙ステーションが降ってくる

2021年3月5日

中国の宇宙ステーション落下の可能性

中国の宇宙ステーションが日本落ちてくる!かもしれない、という物騒なニュースが流れています。

いやはやまったく恐ろしい…。

ドイツのレーダーが捉えた天宮1号。2枚の写真の掛け合わせ

制御不能とみられる中国の宇宙実験施設「天宮1号」が、早ければ31日にも大気圏に突入する。中国当局は、大部分が燃え尽きるものの「残骸や破片が地表に到達する可能性がある」と説明している。落下する場合の地点は明らかになっていないが、人にぶつかる恐れは小さいとみられている。

天宮1号のイメージ(中国有人宇宙プロジェクト弁公室提供)
有人宇宙飛行を担当する中国有人宇宙プロジェクト弁公室は29日、天宮1号は高度約196キロの軌道上にあり、31日から4月2日の間に大気圏に突入しそうだと発表した。落下物があっても、ごく一部だとしている。

欧州宇宙機関(ESA)は、日本国土の大部分を含む北緯43度から南緯43度の間で突入、落下する可能性があるとみている。人を直撃する可能性は低いと分析している。

天宮1号は全長約10メートルで、燃料を含む打ち上げ時の重さは約8.5トン。(北京共同)

日本にも降ってくる?

あんまり考えたくないことですが、日本も落下の候補の中に入っています。早ければ明日にも大気圏突入とか。数日間は情報収集を積極的にしておく必要があります。

記事の中では「人にぶつかる恐れは小さいとみられている。」と書いてあります。そりゃ避けようがないので、可能性が大きいとは書けないでしょうし、人が住んでいる地域のほうが面積が小さいので、確率論的には小さいでしょう。

しかし、可能性という言葉で言えば「ゼロ」ではない。ことが恐ろしいところです。
言い換えれば、あなたの上に落ちてくる可能性はあるのです。むしろ可能性があることを認識しておくほうがよいと思います。
文中にも「落下する場合の地点は明らかになっていない」と書いてあります。落下地点がわかっていないのに、人に当たらない。という保証はありません。何もわかっていない。ということが、一番正しいのではないでしょうか。
落下してくると仮定して、覚悟を決めておくことが重要でしょう。

地震は丈夫な建物に逃げ込んだり、津波対策で高台に行くなり多少は災害を避ける能動的な行動がとれるでしょう。
しかし、この宇宙ステーションの落下は、逃げられない。北朝鮮のミサイル問題も同様ですが、なんとか避けるという手段がありません。
果たして、もし日本に落下してきたらJアラートが発動されるのか?発動されてもシェルターが無いですから、直撃を受けたらどうしようもありません。
おそらく、この落下物はスピードがかなり高いことが想像されます。またミサイルと異なり軌道の予測も難しいことから、迎撃ミサイルも望みは薄いと思わざるを得ません…。
スピードが高い以上、威力も相当になるだろうと想像します…。本当に恐ろしい。

北朝鮮がミサイルなどを一時凍結宣言を出しました。あちらが収まればこちらが出てくる、という状況です。最近の日本周辺は危険な話ばかりで嫌になります。

責任とって、中国に落ちればいいのに。南シナ海に国際法違反で作った人工島(基地)に落ちればいいのに。と恨み節を声を大にして言いたいところです。

ともあれ、可能性は低いものの、日本にも落ちてくる可能性(自分に落ちてくる可能性)があることをよく認識して、数日を過ごしましょう。どうか大気圏で燃え尽きてしまうことを祈って…。

とにかく無事を祈りましょう。