サッカー日本代表勝利のための(勝手な)提言その6 監督の解任を
ハリルホジッチ監督解任を検討すべき
ヨーロッパ合宿・遠征の2試合に評価がすこぶる悪い。
残念ながら、ウクライナ戦を観戦することができなかったので、この試合については明確に評価を下すことはしません。しかし、「マリ戦よりマシ」という評価が一般的なようですね(実際に敗退してますから…)。
ワールドカップの直前で、この状態は末期的です。
しかもこんな記事が出る始末です。
(中略)重要なのはどちらが正解かではなく、誰かがそれを判断し、その考えをチーム全体で受け入れ、共有しなければならないということである。
にもかかわらず、この期に及んで選手は監督(が志向する戦術)への不満をメディアに漏らし、監督はメディアを通じてそれを知り、選手への不満をメディアに向かって口にする。
誰もがチーム内に問題が存在することを知りながら、誰も本気でそれを解決しようとはしない。今の日本代表を見ていると、そんなふうに思えて仕方がない。
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/football/jfootball/2018/03/29/___split_21/index_4.php選手も監督も協会も…誰も「代表チームの問題」を解決しようとしない
選手が不満をメディアに漏らす。
それを聞いた監督が、選手への不満をまたメディアに流す。もう無理です。この状況では。会社でも組織でも、もう変化させる以外に対応策はないでしょう。選手を切るか、監督を切るか。
まぁ監督の解任以外に、解決の手段はないのではないでしょうか。
ワールドカップ最終予選 オーストラリア戦を思い出せ
今から急に監督を変更しても、そう簡単には戦術の変更はできません。
クラブチームと違い、集合しての練習を簡単に行うことはできないからです。今の選手を中心に、今の戦術を踏襲して戦うくらいしかできないでしょう。
しかし、それでも選手の気持ちを前向きに変えることはできるかもしれません。それだけでも意味があるでしょう。
もう一つは、オーストラリア戦を思い出すべきです。苦しみぬきながら勝ち抜いたワールドカップ予選の最終戦にふさわしい好ゲームでした。この戦術をもう一度思い出すべきです。私は以前の記事でこのように書いています。
(略)
3.戦略・戦術の徹底
右サイドの浅野と酒井は、縦へのスピードを活かした展開。
左サイドの乾(原口)は、個人でのドリブル突破。
中盤の豊富な運動量によるゲームの支配。
これらがマッチしたのが昨日の試合だと考える。このように選手の特性に合わせた戦術を徹底すべきである。特に浅野を入れてもスピードを活かす展開が以前はあまりなかった。
監督の戦術を理解し、実践できる選手を選択すべきである。
(略)https://enjoy-fun-golf.net/archives/141サッカー日本代表への(勝手な)提言
現監督の基本的戦術はサイドアタック。しかもスピードを生かした展開とドリブルがお好みです。少なくともそれで勝ったのですから変更すべきではないのです。(ワールドカップ対策でディフェンス重視にすべきと、個人的には思いますが)
対して本田などはスピードよりも、キープ力などが持ち味の選手です。今の戦術であればトップに使うべき能力の選手だと思います。その本田をサイドに起用しても、うまく機能するとは思えません。それを起用してしまうところに、今の監督の苦悩(混乱というべきか)があります。これでは勝てません。
戦術を徹底して、その戦術に合わせた選手起用を行うべきです。
この点が監督を解任させよ、という私の主張のポイントです。しかし戦術は変えない。簡単に書くと
1.チームとして戦術の徹底が必要。(少なくともアジアでは成功した)
2.新たな戦術を習得できるほど、代表の練習時間はない。(基本戦術は継続すべき)
3.しかし起用法など、監督の混乱が見られるので、監督を変えるべし
ということになります。
現状では、帯同補佐コーチが指揮をとるのがよいのではないでしょうか?
次の臨時監督候補は?
現在のコーチングスタッフのメインは実はこの4人
残念ながら、全員外国人…。
この状態を打破するためには、コミュニケーションを上げるために日本人がベストでしょう。
おお、下の段にいました。
いるじゃないですか!3人も。
中には手倉森さん!。ベガルタ仙台で堅守速攻のチームを作った監督さんですね。
手倉森監督!で行きましょう。堅守(サイドからの)速攻ということで、かつてのベガルタ仙台と同様のチームのコンセプトで、迷いなし。
現状、臨時でお願いするとしたら、手倉森さん以外にはありえません。個人的にこれで決定です。
気が早すぎますが…
ロシアワールドカップは手倉森監督で行くとして、問題はその後。
4年間かけてじっくり次のワールドカップへ向けて、チーム育成をお願いしたいところ。ついでに言えば若い年代からまとめて育成をお願いしたいところです。
かつて、ワールドユースで準優勝をとげた日本サッカーの黄金時代。この年代がそのまま育成できれば、ワールドカップの優勝も夢ではなかったはず。(事実、この時のユース大会の優勝はスペイン。その後スペインがワールドカップ優勝したのはご存知の通りです)
長期スパンで、各年代を含めて育成をお願いしたいと思います。
日本にも名将がいますよ。
ワールドカップ優勝監督が。彼以上の実績を持ったサッカー指導者は日本に居ないでしょう。
彼に日本代表(プラスすべての年代の代表)を10年くらい任せて、夢を身近なものにしてみたいものです。
がんばれ佐々木則夫!
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